マレーシア蝶旅行3日目 ランカウイ島その7(2017/05/08) |
”シャマキマダラルリツバメ”ことミツボシフタオツバメ(Spindasis syama)でした。
Cigaritis syamaとするサイトを見かけるのですが、よくよく調べるとSpindasisとCigaritisはシノニムとのこと。
ここではSpindasisで取り扱います。
■ミツボシフタオツバメ
Spindasis syama
地面で小さなシジミが飛んでいるのを見つけました。
止まるのを待って確かめると、ロクスシロサカハチシジミ(Caleta roxus)でした!
撮りたかった蝶の1種です。
白と黒だけの模様の小さなチョウですが、気品を感じるデザインです。
■ロクスシロサカハチシジミ
Caleta roxus
マルバヒトツメジャノメ(Mycalesis mineus)がいました。
ヒトツメジャノメの仲間は種類が多いので同定に困ります。
■マルバヒトツメジャノメ
Mycalesis mineus
ハイイロタテハモドキ(Junonia atlites)は割とどこでも見かけるのですが、なかなかいいショットが撮れませんでした。
もっと頑張って撮っておけばよかったです。
■ハイイロタテハモドキ
Junonia atlites
さらに奥へ進むと、小さなシジミが2頭給水していました。
1頭目はヒメウラナミシジミの有尾型と思っていましたが、
家に帰って初めてヘリコンウラナミシジミ(Ionolyce helicon)であることがわかりました。
これももっと撮っておけばよかった!
■ヘリコンウラナミシジミ
Ionolyce helicon
そしてもう1頭は、ロクスシロサカハチシジミのそっくりさん、ムラサキサカハチシジミ(Discolampa ethion)です。
両者似ているんですが、属が違うようです。
■ムラサキサカハチシジミ
Discolampa ethion
リュウキュウムラサキが止まっていました。
この種は日本でも見られます。
■リュウキュウムラサキ
Hypolimnas bolina
引き返すとチャイロイチモンジが吸水していました。
中々近づかせてもらえず、2,3度追いかけっこを繰り返すと飛んで逃げて行ってしまいました。
■チャイロイチモンジ
Moduza procris
タイワンキマダラは普通種です。
■タイワンキマダラ
Cupha erymanthis
奇麗なアゲハが吸水にやってきました。
いろんなとこで飛び回り止まってくれなかったルリオビアゲハ(Papilip palinurus )でした。
習性も色合いもカラスアゲハみたいなチョウです。
■ルリオビアゲハ
Papilip palinurus
イワサキコノハ(Dichrochalia bisaltide)も地面に止まっていましたが、翅は開いてくれませんでした。
■イワサキコノハ
Dichrochalia bisaltide