マレーシア蝶旅行2日目 ランカウイ島その1(2017/05/07) |
妻との観光旅行がメインですが、しかしながら8日の1日だけ一日自由行動の権利をゲットしました。
国際免許も取得、レンタカーも借りて準備バッチリです。
6日の夜にホテルへ到着し、翌日の朝から近くを散策してみました。
まず見かけたのはインドウラナミジャノメ(Ypthima huebneri)。
ランカウイ島では数種ウラナミジャノメがいるみたいですが、一番多いみたいです。
他の近似種には裏面に茶色の筋模様があるのですが、この種にはそれがないので、見分けやすいです。
■インドウラナミジャノメ
Ypthima huebneri
小さなシジミチョウも飛んでいます。
止まったところを確かめると、やっぱりかと言わんばかりのヒメシルビアシジミ。
どこでもいますね。
■ヒメシルビアシジミ
Zizina otis
ヒメシルビアシジミに交じって、タイワンヒメシジミもいました。
■タイワンヒメシジミ
Freyeria putli
シルビアシジミよりも大きなシジミも1匹交じっていました。
止まったところをのぞき込むと、クロマダラソテツシジミの低温期型みたいな紋様。
しかし、翅の形がそれとは違う。とりあえず撮影して、帰ってから調べても全然わからない。
斑紋の配置やオレンジ色の紋様に注目して探してみると、
どうやらムラサキオナガウラナミシジミ(Catochrysops strabo)の異常型の様子。
いくら海外のサイトを探しても同じタイプが見られません。
珍個体が撮れてしまいました。
■ムラサキオナガウラナミシジミ
Catochrysops strabo
なお、ムラサキオナガウラナミシジミの英名は「Forget-me-not」(私を忘れないで)です。
花言葉みたいな乙女チックな英名ですね。
ベトナムで見たことがあるドウケシジミ(Castalius rosimon)も1匹だけいました。
森林にいそうな風貌ですが、草原性のようで、人の住居付近でもみられます。
■ドウケシジミ
Castalius rosimon