アオバセセリ(2019/05/04) |
アオバセセリは里山のチョウの中でもトップクラスに撮影が難しいチョウです。偶然に出会う頻度がかなり低く、敏感で、日中は隠れ、夕方は飛び回って止まりません。吸蜜時も落ち着きがなく動き回るのですが、狙うとしたら吸蜜くらいしかありません。
現地に着いてウツギの前で待機していたら、徐々に空が雲に覆われきてしまいました。ダメかもしれないと思いながら暇なので近くに生えていた蕨を摘み取っていました(※あとで持ち帰っておひたしにして美味しくいただきました)。気温も低下し始めて諦めかけたその時、大型のセセリチョウがウツギに突っ込んできました。
慌てて望遠レンズに付け替えて撮影開始。曇っていたことが逆に幸いして、しっとりとした写真になりました。本当は接写もしたかったのですが、それはまた次の課題にします。
それにしても、本種の美しさにはついつい見とれてしまいます…。
■アオバセセリ
Choaspes benjaminii
■クロアゲハ
Papilio protenor
Papilio macilentus