H様にスギタニルリシジミが見られると教えてもらったポイントに行きました。
この日は朝から晴れの天気予報でしたが、実際晴れたのは昼前でした。しかしながら気温も何とか持ち直し、スギタニルリシジミが飛び始めました。
スギタニルリシジミは、これまでは一つのポイントで3~5個体見つけられたら十分という印象でした。地面に降りてくることが稀で、狙って撮影するというよりギフチョウを追いかけていたら副産物で見かけるくらい。しかし、このポイントは驚くほどスギタニルリシジミだらけで、これまでの珍蝶扱いしていたのが嘘のよう。条件が揃えば、こんなに見られるチョウなのですね。
私しかいないプライベート空間の中で楽しく撮影させていただきました。
チョウの撮影を本格的に初めて10年目ですが、まだこのような気持ちの高ぶりを味わえるのだから、チョウの撮影はやめられません。
■スギタニルリシジミ
Celastrina sugitanii冬を乗り越えたウラギンシジミのオスがテリトリーを張っていました。比較的綺麗な個体です。
■ウラギンシジミ
Curetis acutaミヤマセセリが吸蜜しておりましたが、そのシーンは残念ながら撮れず。いつも同じような画になってしまいます。
■ミヤマセセリ
Erynnis montanus
ポイントを変えてトラフシジミを狙うことにしますが、ここは撮影者が多すぎて撮影どころじゃありませんでした。
当のトラフシジミも一度現れて、止まるところも悪く、うまく撮影させてもらえずすぐに姿を消す始末。仕方ないので、他のチョウを撮影しました。
■コツバメ
Callophrys ferrea■ベニシジミ
■スジグロシロチョウ
Pieris meleteヤマトシジミの青メスがいましたが、反対側の翅が傷んでおり、開翅は撮影に堪えない状態でした。残念。
■ヤマトシジミ
Zizeeria maha以下、スギタニルリシジミギャラリーです。
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