ムシャクロツバメシジミ(2020/9/5) |
仕事が忙しくて1ヶ月ぶりの蝶活です。その間にオガサワラシジミの飼育途絶と絶滅の可能性を耳にし、悲しくて仕方ありません。今絶滅に瀕している他のチョウたちも今後どうなるか分からないと思うと、活き活きしたその姿を撮影したい気持ちが強くなりました。
さて、こんな前書きですが、久しぶりに会いに行ったのは外来種ムシャクロツバメシジミです。外来種は在来種を駆逐する生態系の破壊者のイメージが強いですが、全てそうではないと思っています。ムシャクロツバメシジミも、クロツバメシジミと繁殖干渉しているという記録はないです(※私が目にしてないだけかも)。私としては撮影できる種が1種増えてちょっと嬉しいと思ったりもしたり。何なら今じゃおなじみのモンシロチョウもクロマダラソテツシジミももとは日本に土着していなかった種ですし。
局所的な棲息のため、棲息地が残っているか少し心配でしたが、最初のポイントでは数頭、2箇所目のポイントでは数十頭のムシャクロツに会えました。
久しぶりに会ったムシャクロツバメシジミですが、何だか思っていたより大きくて、クロツバメシジミみたいな繊細なイメージがありませんでしたが、斑紋の変異が大きく、皆違った”顔”があるのが魅力的です。求愛後に交尾が成立するシーンも見られました。
■ムシャクロツバメシジミ
Tongeia filicaudis
■アゲハ
Papilio xuthus
■アオスジアゲハ
Graphium sarpedon
■ツマグロヒョウモン
Argyreus hyperbius
以下、ムシャクロツギャラリーです。
★★続き★★